「走査」は理系単語の一つでもあり、大学や研究室で多用されるワードです。社会人になってから配属先で初めて聞いてよく分からなく、焦りを感じたり、言葉の意味が曖昧だと感じることもあるかもしれません。
ぜひ、この機会に「走査」の意味と使い方をおさえておきましょう。意味と簡単なイメージとあわせて解説しています。ぜひ、参考にしてみてください!
意味
「ある物体の情報を調べること」
ある物体の情報を調べる。これだけど、わかったような、わからないような、、、
そんな方は是非以下の説明を読んでみてください。決して正確では無いのですが、走査とはどういったものなのかなどイメージが湧くはずです。
簡単なイメージ
ある物体の情報をある物体の形状だと置き換えて考えてみて下さい。
イメージしやすくするために、まずあなただったら、つまり人間がある物体の形状を調べるにはどうすれば良いでしょうか?
考えるまでもないですよね。
目で確認することです。
例えばある物体が以下のようなものであったら、上から見る、横から見る、いろんな角度から見ることで、この形状が四角錐であるということがわかりましたね。なんて事はないです。
では、もしこの物体が以下のように箱で隠されてしまったらどうでしょう?
そして、なぜかこの箱の左右には穴が空いています。
これ、まさに箱の中身はなんだろな?ですよね。
この場合どうやって、この物体がどんな形状か調べるかというと、左右の穴に手を入れて、その物体を念入りに触ることです。
上から触ってみたり、横から触ってみたり、斜めから触ってみたり。
とにかく、いろんな角度から念入りに触ることで、なるほど、これは四角錐であるとわかるわけですね。
いくら触ってもわからない場合もありますが汗
これを人でなく機械で、手ではなく針や電子ビームなどを用いて、ある物体の形状を調べること。これこそが走査のイメージです。
実際、走査が行われる場面では、ある対象が人の目では判別できないものであることがほとんどです。
というか。目で見てわかったら走査する必要ないですしね
先ほどの例のように、手を用いることで対象が何であるかまんべんなく触ったように、針やビームを以下の図のようにして
横から見ると・・・
上から見ると・・・
ある対象をなぞることで、この物体の情報を調べることができるわけです。
いかがでしたか?走査のイメージできましたか?
実際に、走査はどんなふうに使われているのかは、以下のサイト見ていただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます。それではまたお会いしましょう!
他に解説してほしい「理系単語」があればコメント欄まで!