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「イオンスパッタ」の意味とは?使い方や類語も解説

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ぼるハルト
ぼるハルト

「イオンスパッタ」は理系単語の一つでもあり、大学や研究室で多用されるワードです。社会人になってから配属先で初めて聞いてよく分からなく、焦りを感じたり、言葉の意味が曖昧だと感じることもあるかもしれません。

ぜひ、この機会に「イオンスパッタ」の意味と使い方をおさえておきましょう。意味と簡単なイメージとあわせて解説しています。ぜひ、参考にしてみてください!

意味

膜にする原料にイオンをぶつけて、原料から飛び散った粒子が対象物に積み重なることで、膜を形成する方法。

1番の目的は、ある対象物に膜を形成すること。

そう、イオンスパッタは薄膜形成の1種なんです。

薄膜形成のイメージがわかない方はこちらの単語帳をどうぞ。

そして、スポットで1番のキーポイントは、イオンをぶつけて、飛び散った粒子で膜を形成するということです。

ぼるハルト
ぼるハルト

うーん、わかったような、わからないような…


そんな方は、ぜひ以下の説明を読んでみてください。きっとイオンスパッタがどういったものなのかイメージが湧くはずです。

簡単なイメージ

「18禁のインベーダーゲーム」


さて、皆さんの年で、実際にインベーダーゲームをやったことがある方は少ないと思います。

ただ、いちどはインベーダーゲームの画面を見たことあるんじゃないでしょうか?

印刷素材.netさんより引用

ざっくりルールを説明すると、自身が操る宇宙船から弾を発射し、その弾に、宇宙人が当たれば宇宙人が消えると言うゲーム。

相手の攻撃を避けながら、長い時間多くの相手を倒せればクリアというものです。

そんなインベーダーゲームの18禁とは?


それは18禁なので、残酷です。

本来のインベーダーゲームでは、弾が当たれば、敵は消えるだけですが、18禁にもなると違います。

下の図のように、弾が当たると、敵の屍が下の画面へと落ちてきます。

18禁インベーダーゲーム

敵を倒せば倒すほど、下の画面に敵が溜まっていき、ゲーム画面いっぱいに敵の山ができればクリアです。


なんと残酷な…

ぼるハルト
ぼるハルト

でもこれ、戦争なのよね


はい、すみません。

インベーダーゲームに18禁なんてものはありませんw


スパッタのイメージをしやすくするために、勝手に僕が作った妄想です。

それでは本題に戻って、敵を打つための弾をイオン、上にいる敵の群を膜にしたい原料、屍となった敵の山を膜として置き換えてみましょう。

真空状態の空間で、原料に向かってイオンをぶつける(電圧をかけることでイオンを動かす)

敵の群に向け弾を打つ。インベーダーの場所は宇宙です。雨中空間ももちろん真空です。

衝突したイオンが、原料の粒子を弾き飛ばす。

たまに当たった敵が墜落する。

弾き飛ばされた原料の粒子が対象物に付着し、膜が形成。

屍となった敵の山が画面いっぱいになる

いかがでしたでしょうか?

イオンスパッタのイメージできましたか?

より詳しくイオンスパッタを知りたい方は、以下のサイトをどうぞ。

ぼるハルト
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最後までお読みいただきありがとうございます。それではまたお会いしましょう!

他に解説してほしい「理系単語」があればコメント欄まで!

イオンスパッタとは?
膜にする原料にイオンをぶつけて、原料から飛び散った粒子が対象物に積み重なることで、膜を形成する方法

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